【毎日の主食として与えるフードの選び方】

  ※アレルギーや他に病気がある場合は獣医師に相談し、

  指示されたフードを与えましょう

 

◎ペットフードの種類◎ 

元々わんちゃんは雑食、ねこちゃんは肉食・・・など健康な体を維持するための必要な栄養素が違います。フードに含まれている栄養素も大きく異なるため、わんちゃんには「ドックフード」、ねこちゃんには「キャットフード」を与えましょう。

 

◎年齢◎

成長期、成犬・成猫期、高齢期。妊娠・授乳期などのライフステージにあったフードを選びます。

高齢期に成長期のフードを与えると栄養過多となったり、妊娠・授乳期に高齢期用のフードを与えると栄養不足になる可能性があります。

 

◎「総合栄養食」と書かれたものを選ぶ◎

フードは「総合栄養食」と書かれたものとそれ以外の表示のもの(「一般食」「栄養補完食」「副食」など)に分けられます。

 

「総合栄養食」とは、必要な栄養素が過不足なく含まれていて、そのフードと新鮮な水があれば健康が維持できるフードのことです。毎日の主食として与えるフードは「総合栄養食」と表示してあるものを選択しましょう。

 

それ以外の表示のもの(「一般食」「栄養補完食」「副食」など)は、特定の栄養やカロリーの補給や嗜好性を高めることを目的としたフードです。これだけを与えていると栄養バランスに偏りが出来てしまうため、与えるときは必ず「総合栄養食」と一緒に与えるようにしましょう。

 

◎フードの形状、サイズ◎

フードは含まれている水分の割合によって「ドライ(カリカリ)」「セミモイスト(ソフトドライ)」「ウエット(缶詰&パウチ)」のタイプに分けられます。それぞれ開封してからの賞味期限が違うので期間内に食べ切れるサイズの大きさを選びましょう。

 

「ドライ(カリカリ)」・・・開封後の賞味期限は1ヶ月~1ヶ月半です。

            ただし、湿気が多い時期や夏場はフードが傷みやすい

             ため、1ヶ月以内に食べ切れるサイズを選びましょう。

 

「セミモイスト(ソフトドライ)」・・・開封後の賞味期限は2週間です。

 

「ウエット(缶詰&パウチ)」・・・開封後はできるだけ早く(長くて23)

                 与えましょう。

 

フードによっては冷蔵保存が必要なものもあるのでパッケージに書かれている保存方法を確認しましょう。

(特に水分量が多いウエットタイプは開封すると雑菌が入りやすくなるため注意が

必要です)

 

◎運動量に合わせたものを選ぶ◎

「ライト」「活発犬用」など様々な種類があり、そのフードによってカロリーが異なります。

ほとんどお家の中で過ごしている子、お外でよく遊ぶ子、狩りなどで山の中を駆け回る子などでは必要なカロリー量が異なり、皆同じフードにしてしまうと、肥満になったり、反対に痩せすぎになってしまう可能性があります。わんちゃんねこちゃんの運動量に合わせたフードを選びましょう。

 

 

 

フードによってはわんちゃんねこちゃんの体質に合わず、下痢や嘔吐、かゆみなどがみられることがあります。

そのフードが体質に合っているかどうかみるために最初は小さいサイズのものを購入し1週間ほど様子をみてからその子にあったサイズのフードを購入するのがベストです。