✿散歩を楽しもう✿

 

いよいよお散歩に出かけられるようになったら、公園に行って他のワンちゃんと遊んだり、ドッグランやカフェにも連れていってあげたいですね。

 

ワンちゃんと共にさまざまな体験をして、どんどん絆を深めていきましょう。

 

◎お散歩に持っていくもの◎

・便を持ち帰る袋

 

・お水

排泄をした時に、洗い流すための水です。

 

・おやつ・おもちゃ

ワンちゃんの気を引きたい時や散歩中のトレーニングなどに使います。

 

・伸びるリード

普段つけているリードとは別に1~3m位まで伸びるリードがあると便利です。

リードをつけたままワンちゃんを思いっきり走らせることができます。

ただし、近くにワンちゃんや人がいない時にだけ使用するようにして下さい。

 

・飲み水または水入れ

長時間のお散歩や運動をする時はのどが渇くものです。

特に暑い季節には、脱水や熱中症を起こさないために、飲み水を持参して、こまめにお水をあげて下さい。 

 

◎お散歩の基本マナー◎

外でさまざまなことを楽しむという事は、不特定多数のワンちゃんや人に接する機会が増えるという事でもあります。

 

皆が集まる場所で、他のワンちゃんや飼い主さんと楽しく過ごすには、最低限守らなければいけないルールがあります。

ワンちゃんだけでなく、飼い主さんも一緒にマナーを勉強しておきましょう。

 

①リードは必ずつけましょう

どんなにお利口な子であっても必ずリードをつけるように習慣づけましょう。

 

リードをつけてあげると、呼び戻すことが出来なかったりすることで、さまざまな事故に遭う危険から身を守ってあげることが出来ます。

 

②排泄物は必ず処理しましょう

お家の中で排泄を行なう習慣のあるワンちゃんでも、緊張や興奮などから外で排泄することもあります。

 

排泄物は持ち帰るようにしましょう。

 

③人に飛びつかせない

お散歩中に人を見ると、嬉しくてついつい飛びついてしまう子もいます。

特に、相手がお子さんやお年寄りの方の場合には、転んで大けがということにもなりかねません。

 

興奮しやすい子の場合は、人とすれ違う時にはリードを短く持ち、飛びついたりしないかどうか様子をみてあげましょう。

 

④いきなり他のワンちゃんに近づかせない

他のワンちゃんと接触させる場合は、少しずつ距離を縮めていくようにします。

 

いきなり近くに来られると、お互いにビックリしてケンカの発端になる可能性もありますので、様子をみながら近づくようにしましょう。

 

⑤目を離さない

ワンちゃんにとって、外の世界は私たちには思いもよらない誘惑でいっぱいです。

 

知らない間に地面に落ちているものを食べてしまったり、知らない人からおやつをもらっていたり、他のワンちゃんの排泄物を口にしてしまったり..とさまざまなことが起こる可能性があります。

 

口に入れるとよくないものを見つけた時は、おやつや音の鳴るおもちゃなどでワンちゃんの気を引いたりすることで、前もって回避してあげましょう。

 

また、お散歩中でも【おすわり】【ふせ】や【呼び戻し】ができると、それらを気を引く手段の一つとして用いることも可能です。

 

◎まとめ◎

ほとんどのワンちゃんはお散歩に行くことが大好きです。

 

ですが、飼い主さんの横について歩くだけの散歩では満足できていないこともあります。 私たちも、一人自分のペースで散歩をしたりすると、とても気持ちが良いものです。

 

例えば、日に2回の散歩のうちの1回を、ワンちゃんのペースで遊ばせてあげる時間にしてあげましょう。

広い公園などで、ロングリードをつけてボール遊びで思い切り走らせてあげたり..。

 

また、時おり普段と違ったコースを散歩してあげると、ワンちゃんの嗅覚を刺激したりすることが、お散歩の楽しみにつながってくれます。

 

お家のワンちゃんが何をして遊んでいる時が楽しそうかなどよく観察し、楽しい時間になるように工夫してあげましょう。

 

私たち人も、お家の中以外にも楽しみがあると、より生活が充実するのと同じく、ワンちゃんもお散歩が楽しみの一つになるといいですね。