【皮膚のお話】

 

動物の皮膚は、その厚み、生まれ変わり(ターンオーバー)pH(ペーハー)など、私たち人と異なる所がたくさんあります。

つまり、私たち人の皮膚と同じような感覚で接することが、良くない結果をもたらすこともあります。

 

小動物の皮膚病は、400以上の病気が報告されていますが、動物の皮膚の仕組みを十分に理解しないと、私たち獣医師も適切な治療を行うことは出来ません。

 

今後は、飼い主さまにも愛する子達の皮膚を健康に保てるような情報を、できるだけ解りやすい言葉でお伝えしていきたいと思います。

               

 

【皮膚の診察について】

 

皮膚病の診察は、ほとんどの場合、寄生虫や細菌・カビなどの感染症がないかどうか最初に検査をしております。

そのため、来院の際はシャンプーや耳のお手入れをしない状態で来ていただくと、より正確な検査を行うことができます。

また、現在使用中のシャンプー・お薬・フード・おやつ等がございましたら、お手数ですがご持参下さい。

どうぞご協力をお願いいたします。